こんにちは、栗原弘建築設計事務所の栗原です。

12月も後半戦、今年も残すところあと少しとなりました。

 

さて、今回のお題「いざという時のために」ということで、ちょっと内容の堅〜いお話ししたいと思います。

 

現在当社で佐野市内の中学校(実は母校[笑])の体育館耐震補強工事監理業務を受けています。

昭和56年5月31日以前の建物は全て「旧耐震基準」として扱われ、同年6月1日以降は「新耐震基準」として扱われることになっています。

住宅でも旧耐震基準で施工された建物は耐震診断並びに補強工事を行うと国から補助金が支給され、同様に学校の校舎や体育館も旧耐震基準で施工されていれば補助金対象となります。

 

ではなぜ耐震補強工事を行うのか?

 

どこの地域でも学校施設は有事の際(震災、水害等)に地域住民の「避難施設」として扱われていることが多いと思います。こうした事態に備え、建物を安全安心な状態にしておかなければなりません。

今年度で佐野市内の学校施設(校舎、体育館)は全て耐震補強工事が完了します。

 

災害が起こらないことが一番望ましいことではありますが、いつ来るのがわからないのが災害でもあります。

あと数ヶ月で東日本大震災から5年が経とうとしています。

いざという時のために備えておく、皆さんの家庭でも「備え」をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

IMG_7930 IMG_7929

 

栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン http://hapi-ken.com/

当社web>>htt://www.hkarchi.com