『6』の日担当
創右衛門一級建築士事務所の佐藤大介です。

昨日は、
私のパッシブデザインの先生 野池政宏さんの思い
『小さなエネルギーで豊かに暮らせる住まい』
素敵な言葉ですよね〜

そんな思いから始まった
野池氏が発起人の運動

Forward to 1985 energy life

の第5回全国省エネミーティングin長野
に設計事務所仲間と参加してまいりました。

IMG_4685
この運動の 1985 って?
それは1985年頃の電力消費量であれば、
原発が無いと仮定してもなんとかやっていけるとのことで
その1985年の数字とのことです。

1985アクション
Forward to 1985 energy lifeでは
家庭での合計エネルギー消費量を
今の1/2(1985年頃)にする為、
地域の住宅建築実務者の温熱・省エネに関する
スキルアップ事業等を通して
住まい手の暮らしをより豊かにする
様々な活動を行っています。
ご興味ある方は詳しくは
↓↓↓
http://to1985.net

昨日の第5回省エネミーティングでは
長野県副知事 中島氏により
「長野県の環境エネルギー政策のビジョンと取組」
についてのお話を聞かせていただきました。

その中のお話で
長野県では建物を新築する時に、
断熱性能と自然エネルギー導入の検討が
義務化されているそうで、

検討にあたり長野県指定の評価ツールやマニュアル
があり、活用すれば光熱費の抑制につながり
また、義務化することにより
県民のエネルギー費用の抑制と健康維持、
工務店・職人の請負額の増加がそれぞれ期待できるとのことでした。

この長野県の政策でなるほどと思ったことが、
仕様や設備導入の義務化では無く

検討の義務化っというところにあると思います。

施工側と県民の意識改革からということですよね!


その他に気になるワードがいくつかありまして
箇条書きでちょっと…

・省エネしている人達と創エネしている人達
 目指すところは似たようなことなのに何か別の人達…
 一緒に未来に進めないものか?

・断熱にかかるイニシャシャルコストは何年でペーできるのか?
 ペーする気になるとなかなか難しい!
 なので健康と結びつける!

・地域主体の創エネ

・地域主体の職人がカッコイイ

…などなど

温熱環境や省エネを義務教育に組み込めないか!
なんて大きな話も出たりしました。

個人的にありですね!

行政の政策で義務化され
イヤイヤ環境に取り組むのでは無く
様々な業界のプロが自らのプロの知識を生かし
自らの正義で環境に取組むのが理想ですよね!

まずは自分のできる身近なところからっ!

こんな話を聞きに出かけたり
このような人達と関わりながら
住まいづくりに取り組んでいます。
 

栃木・埼玉の建築家集団
ハピケン
hapi-ken.com