天候に恵まれた週末<堀込のすまい>完成見学会を開催し、無事終了することができました。
多くの方々にご来場いただき、盛況のうちに終えることができました。お越しいただきました皆さま、誠にありがとうございました。m(_ _)m

今回の見学会は、新型コロナウィルスの感染予防対策として1時間1組の予約制とさせて頂いたにも関わらず、2日間とも大盛況といった状況でした。
お越しいだたきました皆様、まことにありがとうございました。
現在計画進行中のすまい手の方はもちろん、これからスタートを切るという方にも手掛けた空間を堪能していただくことが出来ました。
そして新しい出会いのきっかけにも・・・という楽しい時間を過ごすことが出来た二日間でした。

すまい手Iさんから新しい住まいの<屋号>の名付け親になっていただけませんか?という宿題を頂いていたのでした。
屋号、家号(やごう)とは、家族や家の特徴を基にして家に付けられる名前こと。
ヨーロッパにおいて使われていたり、日本では家紋のように屋号を記号化した屋号紋などもあります。
現在では屋号は個人事業者が使用する仕事上の名前や店名、事務所名のことを指したり、法人の場合は商号とも云います。
また、家号<やごう>は「いへな」「いえな」などの読み方もあるそうです。

昔の家はすべて家号<やごう>をもっていたと云います。それぞれの地域に根付いた家は集落内における家の特徴を含んで屋号がつけられていたそうです。
そこで考えあぐねた結果、名付けたのは<八間屋>「はちけんや」です。
家の特徴である大屋根の間口は14.56メートル、尺貫法による寸法が、末広がりの縁起のいい数字<八間>からです。
また、<八間>「はちけん」は読み方によっては「はっけん」とも読みますので、これからの暮らしにワクワクするような<発見>「はっけん」がありますようにと云う思いを込めて!

間口<八間>「はっけん」の大屋根の夕景のシルエット GRⅢ

さて、さて、完成見学会を終えた<堀込のすまい>週末には、お引き渡し、新居へのお引越しと・・・バトンは住まい手に渡され<八間屋>へ。
見学会開催をご快諾いただいた住まい手Iさんご家族には改めて御礼申し上げます。まことにありがとうございました。m(_ _)m

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