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2020.05.01 村上 有紀
村上建築設計室です。
今回のように、淡々とした日常が失われると、
いろいろと考える、そんなきっかけになります。
世の中全体でもそうですし、私たちの生活でもそうですね。
家を設計するという仕事をしている私は、
ふと、家をつくるってどんなことかしら。
そんなことを青い空をみながら考えたりしました。
(今日はもう夏でしたね~!)
家というのは、暮らしを包む器です。
家の形は、暮らしの形を具体的にかたどったもの。
では、暮らしのカタチって?
暮らしの形は目にとらえにくいですが、行為として現れています。
あるいは、暮らしで使う道具や、暮らしを豊かにするモノに現れています。
つまり、その行為や物たちは、住む人を、住む人の考えを、現しています。
住む人の価値観や、暮らしの哲学、身体性など、
目にとらえにくい「その人らしさ」を具現化しているのが、
間取りであり、素材であり、家の形です。
お施主さんと私の、抽象と具象のあいだ。
そのあいだをいったり来たりをしているのが、私の仕事です。
そして。
その作業は、とても楽しい。
ぜひ、この楽しさはお施主さんに味わってほしいものです。
自分で間取りをつくってみたい、
そんなお施主さんの思いも応援したいと思っています。
村上建築設計室 村上有紀
murakami-design.com
—村上建築設計室の相談会—
この時期はオンライン(ZOOM)で^^
詳しくはこちらでどうぞ!
https://mdesign.exblog.jp/30027851/
開く、展く、啓く、拓く、ひらく。豊かで楽しく居心地のよい「うちとそとの間」をテーマにしています。