村上建築設計室です。
よいお天気が続いていますが、乾燥もひどくインフルエンザが心配ですね。

さて、先日は家づくりをまなぶ「家づくり学校」で板金の授業がありました。
「板金」とは金属板を加工して屋根や雨どいなどを施工する工種です。
雨のみちをデザインする「株式会社タニタハウジングウェア」さんのご協力で、
タニタさんの会社をお借りし、板金職人の新井勇司さんを講師にお迎えしての授業でした。

新井さんは、先輩建築家の皆様も「すごいよ!」と一目置かれる技術をお持ちで、
事例を交えて基本的な知識や現場の苦労話などのお話を聞いた後、
実践編として、屋根のトップライトの雨仕舞を考える実践ワークの時間。

雨漏りがしないように、窓枠の周り(課題は上部)にどう板金を回せばよいか、
紙とはさみとであれやこれやとやってみながら、試行錯誤。
かたちはいろいろと考えられるので「これが正解!」というのはないけれど、
新井さんのおさまりは、シンプルでスッときれいで合理的なものでした。
(なんと電池切れでその写真が撮れず…)

「雨漏りをしない」という基本的で重要なこと。
そのために細部をどのようにつくっていくのか、
やってみないと、その苦労に思いが及ばず…。
やっぱり勉強することがたくさん!なのでした。

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