7月10日からのハピケン展の最大の準備が終わり後は悠々自適なハピケンの小林設計所 小林です(笑)

さてさて、一般的に敷地を選ぶときに南側道路の敷地が好まれる傾向にありますが、本当に好条件なのでしょうか

南面道路の敷地の場合、北面道路の敷地よりも販売価格も高く、好条件とされています。
確かに建物が建つことはなく陽当たりが保証されると言えるでしょう。
北側道路の敷地は敬遠されがちですが本当にそうなのか。。。
先日、敷地の購入を検討されているお客様より、「北側道路はどうなんでしょうか」と相談いただいたのでちょこっとまじめに(笑)

2週間ほど前に村上さんが書かれていた「北側接道のメリット」にもありますように「高さ制限」など密集地では法規上有利になることもあります。

「北側道路は住みにくい?」
「陽当たりが悪いのでは?」よく相談で出てくるワードです。

南面道路と北側道路の価格は?・・・南面道路の方が高いですよね。逆を返せば北面道路は安価となります。
玄関の位置は?・・・南面道路の場合南面に配置する事が多い。折角陽当たりのよい南側に配置?
北側の家への陽当たりは?・・・近所の揉め事で一番多いのはこれ。計画段階で考慮する必要がある。

では北側道路の敷地ではいかがでしょうか。
価格が安いということは同じ資金で住まいに掛ける費用が増やせる。
玄関の位置は北側又は東西面に配置出来るので、陽当たりのよい南面を玄関で使わなくてもよい。
北側は道路の為、考慮はするが、条件的には問題になりにくい。

特に南側にすでに建物がある場合は、陽の当たる場所がわかりやすく計画しやすくなります。
設計をするうえで、その敷地周辺の環境を踏まえたうえで設計を行うので、北側道路ということで全ての敷地が悪い条件ということはありません。

そこで、7月のハピケン展では、メンバー全員で北側道路という条件で提案いたします。

日時:7月10(火)~7月16日(月)

場所:宇都宮市立南図書館

皆さん、是非、遊びに来てください。

一級建築士事務所 小林設計所 http://www.archi-ko.com栃木・埼玉の建築家集団 ハピケン http://hapi-ken.com