7の日担当のの松澤です。

6年前に新築した、お寺の庫裡の事務所（天井）の防音工事の依頼を受けました。ロフトの下に事務所があるのですが、ロフトはいつものように、3尺間隔の梁に杉の厚板30ミリを直に張っています。30ミリの杉板を挟んで、上がロフトで下が事務所なので、上で何かをしている時の音が気になってきたようです。工事方法はいくつかありますが、コストと作業を考えて、今回は床の下に天井を作る事にしました。24センチの梁が露出していますが、この半分程度を隠して、防音のための天井を作ります。多少、電気工事も必要ですが、最小限の工事で計画しています。
床の下面に遮音シート、石膏ボードを貼って、断熱材を挟んで天井を作ります。折角なので板張りの天井にします。木造の場合、どうしても伝達音を止めるのは難しいのですが、以前同じような工事をして、かなり効果は出ました。今回も期待して・・・

このように、ちょっとした改修工事も出始めています。さすがに建て替えなんて話はありませんが、年に何軒かは様々な相談を受けて、改修工事を手配しています。こうして永く木の家に住み続けて頂きます。

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