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平々凡々

2026.05.22 宇賀神亮



GWも明けて、いつもの日常が戻ってきましたね。

皆さまはどこかへお出かけされましたでしょうか?

私はといえば、人混みが苦手ゆえ、いつもと変わらずの日々を過ごしておりました。

いつもと同じ朝を迎え、家事をして、仕事をして、散歩に出かける。

食事をつくり、食べ、夜は本を読みながら静かに過ごす。

平凡を絵に描いたような暮らしですが、私としてはけっこう気に入っています。

「生活」とは、「生きるための活動」と書きますが、生きるために必要なことはそんなに多くないのかもしれません。

日常のなかに、光輝くことを見つけることができたなら、遠くにいかなくても日々は美しく彩られるのだと、そんなふうに思います。

「住宅の設計というのは、住まう人の日常に光を当てる仕事ではないだろうか」

近所の河原を歩きながら、そんなことを思いました。

その人を知り、その場所を知り、そこに光輝く日常を創造する。

自分でも気づかないような、日常の美しさに光を当てる。

暮らしを紡いでいくなかで、その光が日々の支えになる。

そんな住まいをつくっていきたいと、平々凡々な暮らしのなかであらためて思ったのでした。



栃木県の設計事務所集団/ハピケン

アトリエルル一級建築士事務所