BLOG
01.
ABOUT US / SYSTEM
02.
CONCEPT
03.
ARCHITECT’S INTRODUCTION
04.
WORKS
BLOG
2025.04.13 溝口 泰史
佐野のみぞぐち建築設計事務所の溝口です。
【森友の家(栃木県日光市)】
内装の仕上げ工事が始まりました。メインのリビング周辺は漆喰塗装仕上げ、その他はクロス仕上げとなります。今回採用した漆喰塗装は自分の地元、佐野市葛生(くずう)産の漆喰を使用した「ハイカルコート」と言う商品です。
葛生は昔から石灰が有名で日本でも有数の産地です。その石灰から作られるのが漆喰であり、現在でも建築用の材料としては葛生産の漆喰は多く使われています。
元々、漆喰は抗ウイルス、抗菌、消臭、調湿などの性能に優れていますが、「ハイカルコート」は多孔質でより高性能なものになっています。
今まで漆喰はコテで塗るのが一般的で手間もかかり高価な部類でした。しかし、この「ハイカルコート」は一般的な塗料のように刷毛やローラーで塗ることができ、コストも大幅に下げることができると言う優れものです。
現場の様子です。
今までは石膏ボードのベージュ色で薄暗かった室内ですが、白くなることで明るくなってきました。
天井も仕上がればより明るい空間になりますね。
溝口泰史/みぞぐち建築設計事務所
栃木県の設計事務所集団/ハピケン
ちょうどよい「距離感」、溶け込むような「佇まい」、気持ち良いと思える「居心地」の3つを大切にしています。