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【森友の家(栃木県日光市)】壁から天井の曲面の納まり

2025.02.18 溝口 泰史

佐野のみぞぐち建築設計事務所の溝口です。

【森友の家(栃木県日光市)】

家族が過ごすリビングは天井が屋根なりの勾配になっていてボリュームが大きい空間になっています。この勾配天井と壁の立ち上がりがぶつかる部分が今回の肝。柔らかく包まれた印象にしたかったのでこの部分は曲面にする設計です。

しかも、この曲面の曲率は小さく、さらに下からは間接照明の光が当たり下地の出来がそのまま仕上がりに影響してしまいます。それなので相当丁寧な施工が要求される場所になっています。

そんな手間がかかる場所も大工さんが試行錯誤して下地を作成してくれました。

仕上げてしまうのが勿体無いぐらいの下地の丁寧さです。

そして、この下地に曲げ合板を貼り下地は完成です。

前言撤回。やはり仕上げて下からの間接照明の光が当たったところを早く見てみたいです。

溝口泰史/みぞぐち建築設計事務所

栃木県の設計事務所集団/ハピケン