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2024.11.25 溝口 泰史
佐野のみぞぐち建築設計事務所の溝口です。
【森友の家(栃木県日光市)】
しばらく更新が滞ってしまいました。「森友の家」の基礎工事が終了しましたので、まとめてアップします。
11月1日
確認済証が発行されましたので、いよいよ着工です。
前回のブログで地盤改良工事は不要との判定が出ていますので、今回は直接基礎を作っていきます。
まずは基礎を作るためにトレンチ状の溝を掘っていきます。
ここでは掘った底(根切り底)の状態、建物の通り芯(壁の位置)などを確認していきます。
トレンチ状の溝ができると建物の外形が何となく分かるようになります。
11月9日
基礎の鉄筋の施工が完了しました。
鉄筋の径やピッチ、型枠からの距離(かぶり厚さ)など諸々を確認。数点のみ指摘をしてあとは問題なし。丁寧な鉄筋屋さんでした。
地鎮祭の時に神主様から預かった「鎮め物(お守り)」を建物中央に安置しました。
11月12日
いよいよコンクリートを打設していきます。
と、その前に図面の仕様通りになっているかコンクリートの検査をします。
第三者のコンクリート検査会社に来てもらい、その場でコンクリートの固さ(スランプ値)、空気量などを計測をします。
また、実際にコンクリートが所定の強度になるかも検査するので、供試体を作り後日実際に荷重をかけて計測します。
一連の作業が終わり、ようやく基礎のベース部分のコンクリートを打設していきます。
日光(旧今市市)なので寒いかと思いきや、佐野市より気温が高いという…
そのおかげで低温時に行うコンクリート強度の温度補正は無し。コンクリート打設日和でした。
11月15日
数日後、今回は基礎の立ち上がり部分のコンクリート打設です。
今回もコンクリートの検査を行った後に打設していきます。
それにしても暖かい。基礎屋さんも薄着で作業をしていました。11月ってこんな気温でしたっけ?
11月20日
そして基礎の型枠を撤去して周りの土を埋め戻して基礎工事は完了です。
基礎工事に大敵な雨も降らず滞りなく完了しました。
この後は基礎に断熱材を貼り付けて、いよいよ来週は建て方です。
ちょうどよい「距離感」、溶け込むような「佇まい」、気持ち良いと思える「居心地」の3つを大切にしています。